ありふれた日常の愛しいモノタチ

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2006年 05月 25日

孤独

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どうして傘が上手にさせないんだろう。




つまらないことですが。

私は傘をさすのがヘタクソです。
小さい頃から。

本当に不思議なのですが、傘をさしているのに、びしょぬれになることが多いです。

おそらく、傘をさしていない手を大きく振りすぎるのか、
歩き方が悪く、雨を跳ね上げてしまうのか、
背の割りに小さい傘をさしているせいか、
傘の角度が悪いのか・・・・

もしかするとこの全てが原因なのか。。。

とにかく、ぬれるのですよ。傘さしてるのに!!!


そういう時、えもいわれぬ孤独感に襲われます。

「どうして周りの人はぬれていないのに、私一人、傘さしてるのにぬれるんだろう。

いつもそうだ。

大学受験のときも、
就職活動のときも、
就職してからも、

いやいやもっと小さい頃から、
みんなは何てことなく当たり前に通過できる道を、私は不器用に引っかかって、うまく通れない。

傘をさすコトだって、すごく当たり前で、誰だって普通に出来て当たり前のことなのに、
私は傘一つ、上手にさせない。

いつもいつも考えすぎてしまうし。

自分はすごくデキソコナイな気がする。
はぁ・・・」

と、そんな感じに、孤独スパイラル、卑屈スパイラルに入っていくわけです。

でも幸い、そんな卑屈思考回路も数十年付き合っているとほとほと慣れてきて、
さらには、最近じゃ五木寛之氏にえらく感銘を受け、「なるほど、他力だわな」と、
正しい意味での「あきらめる」ことを知ってからは、

「ま、しょうがあるめぇ」と、思えるようになり、ずいぶんと生きるのが楽になりましたが。


そう、最近生きるのがとても楽。

よく、「素敵だなぁ」と思う方たちのインタビューを読んでいると、「若い時や青春時代には戻りたくない。あんなに暗くて苦しい時代はない」というようなことを書いていて、
20代前半や10代の頃はいまいちよく分からず「ふーん、そういうものか」

と思っていましたが、

最近、それが少し分かります。

歳をとるということは、ずうずうしくなるというか、自分や人生、世界に関して「あきらめる」力がつくというか、
とにかく、若い葛藤時代に比べるとずいぶんと生きるのが楽になるものですね。

今回もたまたま傘さしていてふっと「全く私は傘もろくにさせねぇ」と孤独感が襲いましたが、
でも「まぁしかたねぇ」で終わりましたが、
昔はひどかった、
特に高校時代はひどかったなぁ・・・と、思い出したわけです。

一見するとなんとなくスポーツ系で活発なイメージで、
実際そういう面もあったので、明るく元気ハツラツオロナミンCな感じだったけれど、
でも、もう一つの側面から見ると、相当根暗な、どろどろした時代だったなぁと、思います。

思春期なんて、そんなもんか。誰でも。


とはいえ一方で、そんな狂いそうな感性も失いたくないなぁと、思うわけです。

理想は、「まぁしょうがあるめぇ」と、大枠ではあきらめマインドをもちつつ、
しかししっかりと感じることも失わないこと。

そんな風になれたら嬉しい。
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by sinfoo | 2006-05-25 23:33


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